新見市議会 2019-12-01 令和元年12月定例会(第1号) 本文
この基地に集められた木材残材や製材の木くず、一般木材などが粉砕機や破砕機にかけられ、チップやペレットなどの燃料や木片コンクリートなどに加工され、再資源化されていきます。真庭市役所でも冷暖房にチップやペレットが活用されています。真庭バイオマス発電所は2015年4月から稼働し、2万2,000世帯の電力に当たる約8,000万キロワットを発電しています。
この基地に集められた木材残材や製材の木くず、一般木材などが粉砕機や破砕機にかけられ、チップやペレットなどの燃料や木片コンクリートなどに加工され、再資源化されていきます。真庭市役所でも冷暖房にチップやペレットが活用されています。真庭バイオマス発電所は2015年4月から稼働し、2万2,000世帯の電力に当たる約8,000万キロワットを発電しています。
また、マテリアル、素材利用についても、木片コンクリートなどのバイオマス製品の開発、商品化に取り組んでいる。さらに、バイオマス利活用の先進的な取り組み地域として、全国初のバイオマスツアーを開催しており、同市には年間2,000人、申込者は年間1万5,000人が施設見学に訪れ、市のPRや観光増加などに貢献していると紹介されております。
バイオマス事業においては、ペレット、木片コンクリート製品、ヒノキの猫砂等、商品はできているが、木材残材、製材チップ、樹皮等の使用のため、なかなか木材価格に反映されておりません。このバイオマス事業において5年、10年で経済効果が出るとは考えてはおりませんけれども、この経済効果が出るのはどのくらいと考えられているのか、市長にお尋ねをいたします。
また、平成19年度から蒜山ジャージー牛乳とヨーグルト、地酒、木片コンクリート製品等のマーケティング調査や新商品開発にも取り組んでおります。これらの事業は、売れる商品づくり事業など、国の事業を取り入れまして、関係事業者や商工会等と連携して実施しておりまして、成果を上げつつあると考えております。
次に、バイオマスの利活用についてでありますが、真庭地域におきましては、勝山・落合・久世地区を中心に、製材所の副産物を一部で発電や木片コンクリートブロックの製造などの商品化が図られており、昨年秋にはバイオマスを推進する地元の民間企業が設立されるなど、全国でも木質バイオマスの先進地として注目されているところであります。